雨雨降れ降れかあさんが~
こんにちは。日東防疫の末吉です。
今回は、不定期連載豆知識シリーズです。
スズメバチ豆知識第二弾は、スズメバチの食性について。
スズメバチは凶悪な面構えの通り、ムシの食物連鎖の頂点に立つ種類です。期待通り(?)の肉食で、ほかのムシをエサとしています。
働き蜂がブンブン飛び回っているのは、エサをハンティングする(のと、巣を大きくするための材料探しの)ため。
以前のエントリーで、ミツバチやアシナガバチは人間の方から攻撃しない限り襲ってこないので比較的安全と書きましたが、ミツバチやアシナガバチはスズメバチのエサになってしまうので(数が多い集団を形成するハチ類というのは、スズメバチ的にはすごくオイシイ感じのエサなのです)、これらのハチがいるとスズメバチを呼び寄せてしまう恐れは確かにあるのです。
なのでスズメバチ対策という観点では、ミツバチみたいなおとなしいハチでも見つけたら早めに駆除しておくというのは有効な手段ではあります。
そしてハンティングしたムシをムシャムシャ(ムシをムシャムシャ)食べるのは、巣の中にいる幼虫(イモムシ状のやつ)だけです。
成虫は、あのボンキュッボンのスタイルなので固形物は食べられず、液体しか摂取できません。
幼虫はムシをムシャムシャ食べて、体の中で特殊な栄養液を作り出します。
それを成虫に口移しであげています。成虫の主なエサはその栄養液。(時期によって幼虫の数が十分でなく成虫が欲しいだけの栄養液がもらえないときなどは、成虫が樹液を舐めることもあります)
大人が子供を育てるけど子供も大人に食事をあげるという、一風変わった食性を持っているんですねえ。
とにかく、さっきも書きましたがエサとなるミツバチやアシナガバチなどを駆除しておくことは、スズメバチ対策の一つです。
もちろん無益な殺生はよくありませんので、どうするかは現場にお伺いしたスタッフとよく相談の上決めてもオッケーですよ!
ムシをムシャムシャ
座布団全部持って行け~!って言われそうだな・・・。
過去画像のストックフォルダにあったオオスズメバチ写真。
安全ピンの頭と比べると大きさがわかりますね。
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