こんにちは。
突然ですが皆さん、トコジラミ(南京虫)をご存知でしょうか?
40代以上の方には「ナンキンムシ」と言った方が馴染みがあるかもしれませんが、とにかくここ10年ほどで全世界的にトコジラミが復活・増殖しており、日本は防疫体制がしっかりしていたり地理的条件により世界的なトコジラミの流行からは少し遅れてはいるのですが、グローバル化のこの時代、日本にも確実にトコジラミの流行は押し寄せています。
日本国内では、比較的人口の多い都市を中心にトコジラミの生息が確認されていますが、
先日、私達の住んでいる熊本県内でも生息が確認されました!
ということで
トコジラミ駆除施工を実施致しました!!
まずは、トコジラミの生態・被害などについて簡単にご説明させていただきます。
トコジラミの栄養源は血液のみです。ヒト以外にも犬や猫、鳥やネズミなどからも吸血します。吸血する際は針状の口吻を刺し込み、
血液の凝固を防ぐための成分を唾液とともにヒトの体内に注入します。(蚊も同様)
そこに含まれるタンパク質に対して体が抗体を作りやがてアレルギー反応を示します。そのためしばらくすると刺咬部に赤斑が表れ、強烈な痒みが表れます。
ただし、吸血被害を受け始めた極初期の頃はまだ体の中でアレルギー反応が起こっておらず痒くなりません。
何度か刺されているうちに痒みを覚えます。また、刺されても痛くありません。
そのため,人が短期間しか滞在しないようなホテルの部屋での発生などでは、
刺されたお客様がまったく気が付かず、発見が遅れ被害が拡大してしまうことがあります。
また、一般の家庭でも発見が遅れ,他の部屋へ被害が広がってしまいうことがよくあります。痒みは個人差はありますが、強烈な痒みでひつこく続くことが多いようです。そのため、刺されることへの恐怖も相まって不眠に陥ってしまうことが多いです。
とにかく、一度室内に持ち込んでしまうと駆除が非常に困難な厄介者であることは断言できます。
次回は、現場の様子(生息箇所等)を中心にお伝えしたいと思います。
トコジラミ駆除は根気強さが求められます。(汗)
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